履歴書を書いたことがある人は多いと思いますが、職務経歴書は書いたことがない人もいるでしょう。
まず、職務経歴書とは履歴書では伝わらない能力や経歴を相手にアピールするためのアイテムの一つです。
相手側は面接などの前に書面を見てどのような人物であるかを予め知り、施設に必要な人材であるか否かを見極めるのです。
つまり、職務経歴書は面接をいかに有利に進めることができるかの決め手なのです。
それゆえに、職務経歴書の書き方について十分に知っておく必要があります。
職務内容については、今まで務めた職場と担ってきた業務について書きます。
この時、何人ぐらいの入所者のいる施設であったのか、一般介護職であったのか、リーダーとして働いていたのか、なども丁寧にわかりやすく書くと良いでしょう。
実績や目標、動機はなるべく細かく、詳しく書くほうが良いです。
具体的な数字や達成率を書いておくと、面接官にも伝わりやすくなるので、可能な限り詳細にわかりやすく書きましょう。
キャリア段位制度を活用できれば、前施設での評価がハッキリわかって、知識や技術がどの程度で、施設に必要な人材かを見極める指標にしやすいのでより適切なアピールとなるでしょう。
目標や動機に関しては、的外れなことを書かないよう注意が必要です。
事前に相手施設の必要としている人材や施設の雰囲気などをリサーチした上で書くようにすると良いでしょう。
最後に、全体に言えることですが、文字は人を表すと言います。
手書きの場合は一文字一文字は丁寧に、手書きでなくとも文章の内容や見やすさを熟慮した丁寧なものを提出しましょう。